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出島イベント情報 Vol.2 出島にやってきた異国の布を紹介・夏季企画展開催 – 【公式】出島〜dejima〜

お知らせ

2024/08/01 出島運営管理事務所からのお知らせ
出島イベント情報 Vol.2 出島にやってきた異国の布を紹介・夏季企画展開催

今年も暑い夏がやってきました。夏祭りや花火大会など、浴衣でのお出かけが楽しみなイベントが盛りだくさんの季節です。江戸時代、出島で輸入品として砂糖が取引されていたことはとても有名ですが、世界各地の織物や染め物も多く取引されていたことはご存じでしょうか?この夏出島では、江戸時代に海を渡って出島にやってきた異国の布にフォーカスした展示、「Imported Cloths –舶来染織にあこがれて-」を開催します。

色鮮やかな更紗、さらりと柔らかい肌触りの唐桟、丈夫で実用性に優れた羅紗など、オランダ船が出島にもたらした上質で美しい染織品は、当時の日本の人々を魅了しました。出島を拠点に国内に流通した舶来の染織品は、衣服や小物に仕立てられただけでなく、端切れまでもが収集の対象になることも……。様々な形で愛好され、さらには日本各地で国産の更紗や唐桟なども作られるようになりました。

今回の企画展では、人々のあこがれの的であった舶来染織品について、裂や着物、小物などの展示資料とともに紹介し、江戸時代に出島が果たした役割をひも解きます。

オランダ船は毎年旧暦の6月~7月頃出島にやってきました。現在に当てはめると6月末から9月頭頃、ちょうど今くらいの時期です。当時の貿易風景に思いを馳せながら、夏の出島でのひと時をすごしてみませんか?

令和6年8月3日(土)~9月23日(月・祝)
※企画展の観覧は無料です。(別途出島入場料が必要)

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